イケメンでもなく彼女ずっといない俺でも彼女ができた方法
高校生の頃にたった二週間だけ彼女がいたことが、逆に足かせになってきた。
世の中にはモテ期なんていう言葉あるらしいですが、自分には全く関係のない話ですね。なんでも人生に三回あるらしいですが、俺の場合高校二年の秋にぎゅっと凝縮されてしまったんじゃないかと。
数少ないモテ期というスペシャルボーナスを三つ同時に使っても、俺はたった二週間。それしか彼女がいなかった。なんて無駄遣いをしてしまったんだろう。。。！
大学生になったらじゃんじゃん合コンしてたくさん恋愛するぞ！って思っていたけど、そもそも大学デビューができなかった。高校時代と同じく地味な連中とばかりの付き合いになってしまった。
サークルにも入って見たけど、俺にはあまりにも輝き過ぎていてダメだった。とてもじゃないがリア充の集まる場に自分がポツンといるのは孤独感と劣等感を強めるだけだった。
今から考えるとあれほど時間にも若さにも恵まれていた時期はないのだけれど、俺はそんなチャンスを全く生かすことができなかった。いたずらに時間を浪費してしまった。
そしてなんの浮き沈みもないまま卒業を迎え、現在は社会人7年目。職場と自宅アパートを車で往復するだけの単調な毎日。女を見るのはテレビやパソコンの向こう側だけ。
かといって週末に何をするかというとひたすらゲーム。部屋から一歩も出ないから女の子と新しく知り合う可能性が一ミリもない。誰かと言葉を交わすこともない。
一人の生活にはすっかり慣れてはいたけれど、ふと老後のことを考えてしまった。気持ちが暗くなるから考えないようにしていたけれど、ニュースでまた老人の孤独死を目にしたとき、とても他人事とは思えなかった。
その時は妙に、それが将来の自分のような気がして、背筋が凍るような気分になった。このまま女っ気がないまま年を取るのかというと思うと、急に吐き気がしてきた。
まるで恐怖に取りつかれたように俺はゲームのコントローラーを放り投げ、いよいよ作戦を実行する気になった。かねてから温めていた方法を実践する気にようやくなれた。
３０代間近のヲタクデブでも彼女を作るには？
大学生時代の苦い経験から、おれにはコミュニケーション能力が圧倒的に欠けていることは自覚している。さらに女相手となると、きょどってしまう。
仮に勇気を出して女の子に声をかけたとしても、結局、イケメンに持って行かれるのが落ち。俺がどんなに努力しても、スペックの違いが簡単にひっくり返してしまう。
だからこそ、俺が彼女を作るとしたらネットしかない。そんな風に思っていた。わざわざ合コンとかに来るような子じゃない、本当にごく普通の子と知り合うためだ。
わざわざ男をあさらに来る女なんて結局、イケメンか高収入狙いのやつばっかりだから、そんなところで頑張っても努力が報われるわけがない。
そこで俺は紹介サイトの状況だけはライフワークの様にチェックしていたんだ。どこのサイトなら安全でどのサイトが危ないのか、２ｃｈとかを見ながら監視していたんだ。
で、１００個はゆうに超える紹介サイトの中で、サクラじゃないガチの女の子がいるのがこことかここ。こういうサイトなら、まず間違いなく女の子と知り合える。
広告もけっこうあちこちで見かけるサイトだし、運営歴も長いから有名なサイトじゃないかと思う。こういう有名サイトであればあるほど悪評が広まるのを恐れていて、サイト内の健全性を保つために入念な監視を行っているんだ。
しかも無料で使える機能が特に女の子側で充実していて、中にはフェイスブックとかミクシー感覚で使っている子も多い。だからこそ、本当に普通の女の子がうようよいるんだ。
俺の情報網（主に２ｃｈ。笑）を駆使して調べたところによると、写真入りで日記をこまめに更新してプロフをしっかり書いる男は評判が良いらしい。
ということで、かねてから温めていた文章をさっそく書き込み。現実はまるで味気ない生活をしているけれど、まるで充実な人生を過ごしているように見える、ように心がけた。
するとどうだろう。自分でもびっくりするようなことが起きた。リアルではさっぱり相手にされない女から、きちんと反応が返ってくるんだ！
連絡した相手から確実に連絡が来るわけじゃなくて、だいたい２割前後くらいだとは思うけれど、やったらやった分、きちんと返事をしてくれるんだ。
人生で初めて、女子に関して手ごたえを感じることができた。もちろん、タダではなかったけれど、５０００円もかからず１人くらいとは知り合うことができた。
ネットを介さずリアルで会えるようになったんだ。コミュ障の俺でも、事前にネットでやり取りしていたおかげで、話のネタに困ることがなかった。話したいことが次から次へと思い浮かんでくるんだ。
３０歳目前にしてまさか、人並みに女の子としゃべったり遊んだりできるとは思わなかった。女の子がいる生活がこんなに明るく楽しいなんて想像できなかった。
おかげさまで、今までけっこうたくさんの女の子と遅すぎる青春を満喫した末に、とうとう結婚しても良いと思える彼女が見つかった。
高校時代から通算するとモテ期はこれで２回目。あと１回残っているはずだけれど、今はこの彼女を幸せにすることに専念したいと思っています。
ちなみに孤独死を本気で覚悟した俺でも彼女を作れたのがこのサイト。けっこう無料機能が豊富なんで、コスパも良かったです。
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